scaffold + 検索 with Rails2.0

こんなの作ります。

どっかで見たことある感じですね!すいません真似しました><

概要

検索がない一覧なんて一覧じゃない!ということで
scaffoldに検索機能をつけたものを作りたいと思います。


おまけとしてセレクトボックスも付いてます。

結果

長いので始めに結果を書いておきます。

実装約20分!
正直10分くらいでできると思ってたんですが、それなりに時間がかかってしまいました。


検索に関してはほんのさわり程度です、実装の方法は他にもあると思います。
むしろ僕にベストな方法を教えてくだs(ry

前準備

RubyRailsとDB

手順

とりあえずやったことをつらつらと書いて行きたいと思います。


何はともあれrailsコマンド
rails -d mysql(僕はmysqlで作りました。


メインとなるtodoモデル関連を作成
ruby script\generate scaffold todo name:string


セレクトボックスにぶちこむcategoryマスタのモデルを作成
ruby script\generate model category label:string


todoマイグレーションファイルに、categoryとの関連を書きます。
t.belongs_to :category

モデルにも書いておく
belongs_to :category


ここらで、rake db:migrateを実行し
画面を確認しておく。


いくらIDEを使っていようと、やはりスクリプト言語なので細かいチェックは欠かせません。
ちなみに僕は、categoryのスペルを間違っていてエラーもらいました・・・。

ここからセレクトボックス!

これではまだ画面はいつものままなので、セレクトボックスを追加します。<%= f.text_field :name %>これは元々追加されてるはずなので、その下あたりに以下を追加
<%= f.collection_select(:category_id, Category.find(:all), :id, :label) %>


collection_selectの、第一引数はコントローラ側で受け取るときのキーになります
第二引数はコレクションを、
第三引数はvalueにバインドするフィールド、第四引数は表示するフィールドを入れます。


これでセレクトボックスが表示されます。
ですがこのままだと中身が空なので、


ruby script\generate migration add_category_data
として、テストデータ作成用のマイグレーションファイルを作成します。(コンソールで入れてもokです


upメソッドの中に、以下を追加します。
Category.create :label=>'Task', :id=>1
Category.create :label=>'Ploblem', :id=>2


rake db:migrateを実行するとセレクトボックスの中に値が入ってるいるはずです。


ついでに変更画面にも新規画面と同じコードを追加しておきます。


これでもうtodoとcategoryを関連付けたデータが作成可能です!
ここまで約10分!予想以上に時間かかったな・・・。

一覧画面でもcategoryを参照

index画面に以下を追加します。
<%=h todo.name %>(元からある
<%=h todo.category.label %>


あれ、categoryはjoinしてないよね?
ARは遅延読み込みをサポートしているので、このままでも動きます!
当然、先に読み込んでおくことも可能です。


これで、一覧画面でもcategoryを参照できるようになったはずです

バリデーション

todoのnameに対して、必須のバリデーションをかけておきます。todoモデルに以下を追加すればOK
validates_presence_of :name

行ごとに色を変える

index画面に以下を追記しておきます。

<span style="font-weight:bold;"><tr style="background-color:<%=cycle("red", "yellow")%>"></span>

cycleというのは、呼ばれる毎に引数の値を順番に表示してくれるメソッドです。

やっと検索!

検索フォームを作成する方法はいろいろありますが、今回はform_tagを使います。


index画面に以下を追加

<%form_tag :action=>"search" do%>
    <%=text_field_tag :keyword, @keyword%>
    <%=select_tag :category_id, options_from_collection_for_select(Category.find(:all), :id, :label, @category_id.to_i)%>
    <%=submit_tag "検索"%>
<%end%>

セレクトボックスの作成の仕方が先ほどと少し異なっています。
options_from_collection_for_selectというのは、"<option value="・・・">・・・</option>"を、指定したコレクションサイズの分だけ作ってくれます。


コントローラに以下を追加

  def search
    
    @todos = Todo.find(:all,
      :conditions=>["name like ? and category_id = ?", "%#{params[:keyword]}%", params[:category_id]]
    )    
    @keyword, @category_id = params[:keyword], params[:category_id]
    render :action=>:index
  end

text_field_tag :keywordに入力した値が、params[:keyword]によって取得できます。
@keyword, @category_id = params[:keyword], params[:category_id]で、値をインスタンス変数に入れなおしているのは、検索実行後にも検索条件を保持するためです。


これで検索ができるようになるはずです!
ここまで約20分!

反省

全件検索ができない

ActiveRecordで動的にクエリーを作成するのは意外と難しいです。ここでnamed_scopeの出番なわけですが、それはまた今度ということで・・・。

category_idに対して必須のバリデーションがかかっていない

実際は、以下のような感じで実装したのですが、毎回DBアクセスが走るのはよろしくないなぁ。

validates_inclusion_of :category_id,
    :in => Category.find(:all).map{|i| i.id}
全然DRYじゃない

セレクトボックスを作成する箇所をhelperに移動する、部分テンプレートを用いてeditとnewの重複を省く、などなど。